便蛇民の裏庭
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3日の行動記録の続きー。
「ママーぁ、オネショしちゃったぁ」
はいはいはい。大丈夫よ、手は打ってあるし。
と思ったら。
紙おむつを貫き通し、ビニールをそれ、敷布団に大きな地図を描いた娘。
ぅわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!!!! よそ様の家でマーキングしてどうする気だぁ!!
「出たもんはしょうがないべなぁ!」
がははと笑って布団を片付けていくおばさんたち。
窓の外は雨。・・・・雨ぇ?
朝イチの便の出航はもう間近。 見送るか急いで乗るか、を悩むまでもなく「ほれ!朝飯食ぇ!」の号令。 朝ご飯とは思えない量を詰め込まれるぼくの胃袋。
次の便を待つあいだ海岸沿いの天文台へ。
外は雨に突風。 おまけに昨日は19度あった気温が10度以下に下がっている。
次の便、出るのか?乗って行けるのか?
「行ったとしても、帰りの便がないかもしれないねぇ」
せっかくきたけれど、島は逃げやしない。 夏になったらまた来ようよ。ね?
というわけで離れ小島散策は中止。
家に戻ると昼ご飯を詰め込まれるぼくの胃。 ねぇ、さっき食べたばかりな気がするよ?
「島行かねぇんか?なら焼肉さするベか」
おやつに焼肉。 ジンギスカンにカルビ、ホルモン、トントロ 焼き鳥、蛸、ホタテ、ツブ 次々と焼かれていく。
ココは海の家なのか?
おなかいっぱいで食べれないですよ、といいながら どんどんぼくの胃に吸い込まれていく食べ物たち。
もう喰えない。 もう喰えないよぅ。苦しいよぅ。 でも美味いよぅ。
「おねぇさん細過ぎるわ。たんと喰って肥えてけぇ」
女性たちは皆、ぼくの3倍の横幅であった。 ぼくが細過ぎるのか?彼女たちが太過ぎるのか?
たった一泊二日で5kgは増やされた気がする。
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