便蛇民の裏庭
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電話が鳴る。
「はいもしもし便蛇民宅ですが」
「☆□△凸凹◎▽○?」
・・・はい?
「もしもし?」
「○▽□◎凸☆凹△?」
何かをいっているらしいがよく聞こえない。 誰なのかもわからない。
あ。
「スイマセン、受話器から離れてください」
ガツっガツっガツっ
「もしもし?」
「もしもし?便ちゃん?なんなのいったい!」
「なんかねぇ、子供たちが受話器取り合ってよく落とすから、 この頃音が聞こえなくなってたりするんだよねぇ」
「で、受話器を叩きつけると直るわけ?」
「うん」
「なんて原始的な…」
そういう話を相方にしたら、それは基本中の基本だろう、と。
「なにが?叩いて直すのが?」
「そう。俺もよくやる」
車の電気系統がおかしいのでよく蹴って直すんだとか。
いや、それはさっさと修理に出しなさい。
先日、大荷物を車の後ろに積もうと思って背後に回ったら 車のお尻がボコっと引っ込んでいるではないですか。
・・・・・・じぃーーーーーー・・・・・・・
見つめていると相方
「やー電柱があるの気付かなくってさぁ、あははは」
そして今日。 後ろのライト部分が横に大きくはみ出しているのを発見。 しかも割れている。
・・・・・・じぃーーーーーー・・・・・・・
「やーまたまた電柱に気付かなくってさぁ。 けっこうガンっていったんだよねぇ」
新車を買うって話は、なかったことにしましょう。 えぇ、なかったことに。
相方は自分の持ち物のメンテをしない人です。 ついでにぼくのメンテもされてません。
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