便蛇民の裏庭
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お子の誕生日プレゼント探しの旅に出た。 のに。 なぜか自分のジーンズまで買っているぼく。
「どうさこれ!」 「あーいいんじゃないのー?」
相方のそっけないお返事。
ヒップハングだし、パンツも購入しておくかぁと下着屋へ。 ヒップハングのTバックショーツを物色していると
「そんな小さいの!?いっそはかなければいいべやー」 「まぁ、ノーパンでも別にいいけどさぁ」 「あ、ヘンな汁とか出るから困るのか」
・・・ヘンな汁は出しませんて(汗)
子供たちを姑に預けたまま彷徨っていたら母上からお電話。
「もう!ナニやってるの!」
きっと子供たちが手におえなくなってヒステリー起こしてるにちがいない声。 はいはいはい、今帰りますよぉ。 ゴメンねのんきにあんかけやきそばなんか食べててさ。
では、今日の買物のメインである花屋さんへ行きますか。 行きつけの花屋で花束購入。
怒り心頭の母上の前に差し出す花束。
「おかーさん、誕生日おめでとー」 「あら!あらあらあら!ありがとう♪」
途端に満面の笑顔に早がわり。 母上宅にはたまたま近所のおばさんが遊びにきていた。
「あらー、誕生日に花束だなんて、便ちゃんイイ嫁さんだねー。 どれ、見せてよ、あらーキレイだコト!若い子は選ぶ花まで違うのかい」
朝帰りとかしてるしね、姑孝行しておかないと罰当たりまくりだからね。
ぼくは花をプレゼントされるとまず うわ、どうしよう、枯れちゃうしなぁ、と思ってしまう。
でも人に花を贈るのは好き。 花束が作られていくのを眺めている時のワクワクが好き。 花束を抱えて歩くのが好き。 渡した時の相手の顔を見るのが好き。
母上様、どうかこの先これ以上ボケないで長生きしてください。
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