便蛇民の裏庭
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2002年11月04日(月) やるなら負けんなや

夢の中でぼくはいった。

「例えばね、
 トイレにトイレットペーパーのストックがたくさんあって、
 たまには色や柄なんかついてたら嬉しくない?
 お風呂場の入浴剤にたくさんの種類、いろんな色やいろんな香り
 いろんな効能があったらシアワセ。
 オトコもそんなもんでしょ。
 たくさんのストックがあったら不安もない」

何をいってるんだ、ぼく。
しっかりしろ、ぼく。



母上の目を誤魔化すため早朝から作業服を着てスロットへ行った相方。

「本当に仕事なの?」

母上はしつこくきいてくる。

「あぁ、今忙しいみたいだから」

何故フォローせねばならんのだ。

でもそうでもしないと『子供達の将来を悲観して祖母が孫と無理心中』とかなりかねない。
しかも『祖母』は『孫』の命を奪って、そして自分は死に切れないであろう。
新聞の見出しがリアルに浮かぶ。

「今度ギャンブルやってるってわかったらあの子殺して私も死んでやる」

お二人でお好きにどうぞ。

でも別にギャンブルは悪くないよ。
家庭かえりみずにギャンブルにのめりこんで借金は作るわ会社には行かないわとか
そういうことになっちゃうのは本人の問題でしょ。
やめる努力すらしないで開き直ってるし。

「あんたと結婚するまではあの子ギャンブルなんかしなかったのに!」

またですか。
ぼくがギャンブルを教え込んだとでも?
あれを育てたのはあなたであって、ぼくじゃないんです。
そして育て終えたあとのコトは本人の問題です。



そして連絡のないまま帰宅は夜。
帰宅後どうしてもしゃぶしゃぶが食べたいというので買物へ行き
作っておいたカレーはほったらかしてしゃぶしゃぶを食す。
たらふく食べたあとに

「オレさぁ、昨日から熱あるんだよ、具合悪ぃの。吐きそー」

ほほーぅ。
熱があって具合悪くても早朝から仕事と偽ってスロットへ行き
夜はお肉をたくさん食べ、
そして食べ終わった後には具合悪いと文句をいう。

「具合悪いんだったら、スロット行かないで寝てればよかったじゃない」
「はぁ?なにいってんの?それは別でしょ。
 オレは病気なの!スロットはやめれないの!病気だから!」
「じゃぁ死ねばー?」



『あんたの父さんと暮らしてても増えるのは子供と借金と憎しみだけだ』

母はよくそういっていたっけ。


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