便蛇民の裏庭
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相方がスロットで借金を作るのは 一緒にスロットに行ってあげたりしなかったあんたが悪い、と。 もしくは、 一緒に行ってぼくがガンガン負ければやる気も無くすのではないか、と。 とにかく一緒にやってみろといわれることしきり。
やったことだってあるんです。 でもサッパリわからないし。
で、あまりにそういわれたので、 それもそうなのか? ぼくの理解が足りなかったからなのか? と、思ったかどうなのか。
相方にくっついてスロットへ行きました。
わからないまま座り、わからないまま進む。 横ではいろいろはしゃぐ相方。 どうしてイイのかわからないまま出て来るコイン。
「自分でサバチャン引き当てるなんてすげーな!」
そうですか、すごいですか。 サッパリわからんですが。 なんか台がうるさくなったので代わってください。 コンナトコにいたら耳壊れます。
1箱にいっぱいになったコイン。 それを持って猪木と闘うことに。 猪木と闘ってるうちに1箱だったコインはいつのまにか4箱に。
とにかく、それでなくても以前から ぼくが一緒に行くと出るからと喜んでた相方。 何度か行ってみて毎回4箱5箱出すのでほくほく上機嫌。
でも。 見た目常連客なくせにぎこちないぼく。 煙たくて目を擦りつつ。 お茶をぐびぐび飲みつつ。 自分が何をするんだったかわからなくなり。 人差し指でボタンをぷちぷち押す。 手押し信号ですか。
「やー、毎回勝ち続けだな!楽しいべ?」 「んー、こんな事続けてたら働く気力なくすねぇ」 「今さぁ、お前が一人で朝からスロット行くようになんねぇかなって期待してるんだけど」 「あー、そりゃぁ無理でしょ」
コッソリ覗いた貯玉、12000。 とにかく、今は借金だけは作らなくて済みそうです。
いいのかこれで。
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