オトコノコの部屋でオトコノコの写真を見せてもらう。訳あって写真はほとんどないらしい。小学生のオトコノコ。中学生のオトコノコ。高校生のオトコノコ。え、これ昨日撮ったの?という程度しか変わっていない。小学生の頃の写真ですら古さがない。ぼくの手元には今オトコノコの詰襟写真がある。詰襟フェチなので貰ってきたのだ。じゃなくって。ビックリしたような笑顔。その写真の彼の顔がまるでぼく達の出逢った瞬間そのものだったから。