便蛇民の裏庭
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今まで何もついていなかったオトコノコの携帯電話。 今日はプーさんが二個ぶら下がっている。
そのストラップを一本外してぼくにくれるオトコノコ。
「おそろいのもの欲しいでしょ」
屈託なくにっこり笑う。
どうしよう、めちゃくちゃ嬉しい。 ねぇ、どうしちゃったの。 どうしちゃったのぼく。
熱しにくくて、熱してもあっという間に冷めていく。 なのにオトコノコに対しては コトコトコトコトじっくりじっくり煮込まれてる。
手の平でオトコノコをコロコロ遊ばせておくことだってきっとできたのに いつの間にぼくは彼の手の平に乗ってしまったんだろう?
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