The Five Senses
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2002年07月18日(木) It's getting "Hot In Here"

沢木耕太郎の本を読みながら、Hot in Here, Addictiveとか
なんちゃらかんちゃらを聴いてた。しばし本を読むのをやめて
ボーっと歌詞を聞いてたらなんてぇスケベエなことをいってやがるんだ、
と思わずつっこみたくなるような曲やら
make loveを続けざまに言っているような曲とかばっか。
でもメロディーはとっても聴きやすいのでつい聴いてしまう、
そんな曲を聴きながら出勤、ボリュームを少し上げて帰り道でも
同じような曲を聴きながら帰ってくる。
何でこんなのを聴いているかって言うと、
いや、別に意味はない。
ただアメリカのラジオでかかってたのを録音してきただけ。
それにしても、なんでHot in Hereが人気があるのかイマイチわからん。
あの曲はビルボードで一位になるほどいいのか?人気があるのか?なぞー。
あれれ、今思えば、Hot in HereもAddictiveもあと題名はわからないけど
内容はぜ〜んぶエッチイや。それがヒットしてるんだから何とも言いようがない。だって実際音がとってもキャッチ―だからすごく聴きやすいしノリやすい。
疲れたときに聴いて元気になれるのがこういったどうしようもない曲だったりする。癒されるのとはまた違う意味でね。
こういうのは曲のノリと雰囲気だけ楽しめれば結局はいいんだけどね。
きっとこういう曲は空っぽの頭で聴くのがちょうどいいんだな。
でも原点はやっぱり中身、音共に重視して。
そういえば少し前、R.Kelly, Isrie Brothersの曲が出たころ、
あたしはまだ学校の寮に住んでいた。
たまたま学校のカフェでアメ人と一緒に食べていたんだけど
その時かかっていたのがこの曲。”Contagious”
妻と、その愛人が夫のいない間になんちゃらかんちゃら、
しかも何も知らない夫が家に帰ってきて誰もいないはずの家なのに、
何か二階で物音がするぞ…あれ、なんだかBaby Girlの声がする…
と覗いてみてしまったのがオーマイガーッシュ、なんと妻の浮気現場…
浮気相手の男に対し、ひとの家で一体何やってんだ―という内容の曲。
台詞が入っているので、よく聞いてみると、本当に描写が激しい。
you are contagious. Touch me baby, give me what you've got...
だからねぇ。
沈黙。
そのアメ人は何で食事の場でこんな曲を流すんだろうって言ってたな。
確かに。ヒップにホップにやってくれるんだったらいいんだけど
描写がこまやかなものはやっぱ引くんなあ。しかも食事中だったしね。
しかしやっぱばかっぽい曲はバカっぽいっていってもなんだかんだいって
結局結構聴いてたり好きだったりする。

そういえば、あたしの持っているCDで、DJ SpinnaのCDの中に、
Cassandra WilsonというJazz Singerが参加している曲が2曲ぐらいある。
このCassandra wilson, 実を言うと声がとてもハスキーなもんだから
ずっと男だと思ってたら女のシンガーだった。
このCDを買った直後から、と言うか、この声がメインで買ったそのCDから
彼女の名前をインターネットで調べてみて声の主が女であることを知った。
そして、彼女のCDを買おうか買わないか迷っている時に
たまたま見ていたテレビに彼女が映っていてびっくりした。
こんなにすごい人だとは思いもしなかった。
どうやら現代Jazz singerの中のkey personらしい
そりゃそうだろうなぁ。あんな声を持ってたら。
そして日本に帰ってきてタワーレコードのジャズセクションに行くと
ちょうど彼女の新しいアルバムが発売されていて、ここまで見せられると
もう買うしかないでしょう。
あの渋くて低音な声が本当に存在感を出して、さらにミステリアスな雰囲気を
出している。第一声から人をCassandra worldに引き込んでしまう。
そんな力のある声を持っている。

Blue Light 'Til Dawn




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