あなたに伝えた言葉が、あなたの想いとは真逆でそれがあなたの一縷の望みを粉々にするとしても。自分の気持ちにうそついてまで他人の願いを叶えてあげたいと言うそんな殊勝な気持ちは今のあたしにはないんだ。今まで自分の心に嘘つきすぎて、新たな嘘を抱え込む余裕が、もうないんだ。だからごめん、あなたの願いは叶えてあげられない。