Sotto voce
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社長からおつかいを頼まれて、かつての同僚・Tさんの家に行った。
ちょうど夕食が終わった頃に家につき、Tさん手作りのおはぎを御馳走になる。
このTさん、社長も一目置く・我々社員が母親のように慕うオアシス的存在のひと。
我々現役はもちろん、元同僚の人たちも会社を辞めて何年経とうが、
この人を慕い、遠路はるばる訪ねて来るほどの偉大なお人。
いつだって笑顔で、元気で、肌だって私よりもつやつやピカピカしてて。
たとえるならばドラマ「ちゅらさん」シリーズの「おばぁ」のようなひと。
私とTさんは、祖母と孫といってもおかしくない年齢差だが、
もともと父と顔見知りだったのとカラオケ好きのおかげで、
一緒に飲み会食事会に行ったりして、お付き合いさせていただいている。
おいしいおはぎを御馳走になりながら話が弾む。
若輩者の私の話にも熱心に耳を傾けてくださるTさんと話をしているうちに、
気持ちが楽になっているのに気づいた。
別に自分の悩みを打ち明けるでもなく、会社の話が中心の世間話だが、
ここ最近・家でも会社でも誰かとこんなに長く会話することがなかったから。
大きな声で語り・笑うと言うことは、当たり前のことだけれども大切なのかもしれない。
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