Sotto voce
DiaryINDEXpastwill


2004年10月01日(金) 「おばぁ」。

社長からおつかいを頼まれて、かつての同僚・Tさんの家に行った。

ちょうど夕食が終わった頃に家につき、Tさん手作りのおはぎを御馳走になる。

このTさん、社長も一目置く・我々社員が母親のように慕うオアシス的存在のひと。

我々現役はもちろん、元同僚の人たちも会社を辞めて何年経とうが、

この人を慕い、遠路はるばる訪ねて来るほどの偉大なお人。

いつだって笑顔で、元気で、肌だって私よりもつやつやピカピカしてて。

たとえるならばドラマ「ちゅらさん」シリーズの「おばぁ」のようなひと。

私とTさんは、祖母と孫といってもおかしくない年齢差だが、

もともと父と顔見知りだったのとカラオケ好きのおかげで、

一緒に飲み会食事会に行ったりして、お付き合いさせていただいている。


おいしいおはぎを御馳走になりながら話が弾む。

若輩者の私の話にも熱心に耳を傾けてくださるTさんと話をしているうちに、

気持ちが楽になっているのに気づいた。

別に自分の悩みを打ち明けるでもなく、会社の話が中心の世間話だが、

ここ最近・家でも会社でも誰かとこんなに長く会話することがなかったから。

大きな声で語り・笑うと言うことは、当たり前のことだけれども大切なのかもしれない。


安積 紗月 |MAILHomePage

My追加