Sotto voce
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『私は、誰からも愛されない 誰からも必要とされない』
そんな傲慢な台詞を平気でつぶやく私のエゴイズム。
…誰かが私を見守ってくれている温かさ
それは十分感じているのに 感謝しているのに
大切な人が私から離れていく 私を置いていく
追いかけたい でもそれは許されない
「私を置いていかないで ひとりにしないで」
幼い頃から何度この言葉を飲みこんできただろう
誰かに甘えることが罪悪であるかのような
そう言う考え方を植え付けられて私は成長した
たとえそれが親兄弟でも友達でも彼氏でも
誰に対しても自分の本音をぶつけられずに
誰かが差し延べてくれる手の暖かさに素直に甘えられない女になってしまった。
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