Sotto voce
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2005年07月02日(土) |
女デ或ルト云フコト。 |
携帯を持って早7年になるが、
ド田舎町在住のせいか電波が弱く
自宅で携帯通話が出来なかった。
ところが某メーカーの電波塔が立ったことで
今までのが嘘みたいに快適に使えるようになった。
それを知った某知人から久々に電話が来て
自宅電話と違って家族に気を使うこともないので
何時間も長話してしまった。
近況を聞いて驚いたのが、
しばらく会わないうちに彼女が離婚していたということ。
旦那さんと結構年が離れているせいか、
旦那さんは勿論、旦那さん側の親戚にもかわいがられ
将来が楽しみな美少女ちゃんな娘さん親子3人、
傍から見ても幸せな家庭を築いていると思っていたから
正直とても驚いた。
彼女とは共通の趣味があり、創作サークルに参加することの
楽しさを教えてくれた人なのだが、
約10年の付き合いの中での話題といったら、
趣味の話がほとんどだったのだが、
初めて彼女と恋愛の話をした気がする。
彼女がだんなさんに出会う前に経験した恋愛のこと
その恋愛が壊れた頃に旦那さんと出会い結婚したが、
今思えば自分にとっては「一番愛した人」ではなかった
結婚してからというもの、
自分は「妻」で「母」であることを優先し、
自分が「女」であることを放棄していた。
そんな言葉がとても印象的だった。
離婚に伴う諸処の手続きを終えた今、
娘と二人生きていくために仕事は忙しくなったが、
その合間をぬって、プチエステに通ってみたり
生まれて初めて髪を染め、まつげパーマもしてみた。
生活を優先するあまり、自分のことは後回しにしてきたが
自分に投資するということが
楽しくて仕方ないといった感じだった。
彼女は二十歳になるかならないかの若さで結婚したから、
同年代の女子がおしゃれや恋愛などを楽しむ生活を
子育てや主婦業をこなすことに費やしてきたからこその
発言だと思った。
電話越しでさえもわかる、
明らかに今までとは変わろうとしている彼女。
そんな彼女に会える日が、今からとても楽しみだ。
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