Sotto voce
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某SNSのコミュのオフ会があるということで 久々に土曜休日とって鹿児島市へ。
主催者である相方にお願いして、 友人の墓参りに連れて行ってもらった。 市街地からは離れているので、 土地勘のある人の運転じゃないとたどり着けない気がして。
友人の墓がある共同墓地に着いて、お参りする。 同い年だった友人。 綺麗な嫁さんと可愛い息子さんを残して 一人突然旅立って行った友人。
3年前のまま時を止めてしまった友人の、 墓碑銘に刻まれた31歳、という年齢を見るたびに たとえようのない感情がわきあがってくる。 この場所に来ると改めて思う 彼の分まで生きる、決して自分で自分を殺したりしないと。 意志の弱い私は、すぐにその誓いを反故にしてしまいそうになるけど。
お参りを終えて移動する車中、 相方のお母様が、同じ霊園に墓を買った、という話題になった。
俺が死んだらここに入るから、Wくん(友人)と俺のと、 墓参りが一回で済むね、たまには会いに来てね、などと なんとも返事の仕様もないことを言う相方。
そうね、もしも私が最後まで残ったなら 彼と友人との墓参りに通うことを約束しよう。 できることなら『同じ場所』で眠りたいけれど それは実現しようのないことだから。
地上の私と空の上の二人、いつか3人が・・・ いや3人だけでなく、大切なひと全てと 空の上でめぐり合えたら・・・。
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