Sotto voce
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2007年08月04日(土) 空の上で会おう。

某SNSのコミュのオフ会があるということで
久々に土曜休日とって鹿児島市へ。

主催者である相方にお願いして、
友人の墓参りに連れて行ってもらった。
市街地からは離れているので、
土地勘のある人の運転じゃないとたどり着けない気がして。

友人の墓がある共同墓地に着いて、お参りする。
同い年だった友人。
綺麗な嫁さんと可愛い息子さんを残して
一人突然旅立って行った友人。

3年前のまま時を止めてしまった友人の、
墓碑銘に刻まれた31歳、という年齢を見るたびに
たとえようのない感情がわきあがってくる。
この場所に来ると改めて思う
彼の分まで生きる、決して自分で自分を殺したりしないと。
意志の弱い私は、すぐにその誓いを反故にしてしまいそうになるけど。


お参りを終えて移動する車中、
相方のお母様が、同じ霊園に墓を買った、という話題になった。

俺が死んだらここに入るから、Wくん(友人)と俺のと、
墓参りが一回で済むね、たまには会いに来てね、などと
なんとも返事の仕様もないことを言う相方。

そうね、もしも私が最後まで残ったなら
彼と友人との墓参りに通うことを約束しよう。
できることなら『同じ場所』で眠りたいけれど
それは実現しようのないことだから。


地上の私と空の上の二人、いつか3人が・・・
いや3人だけでなく、大切なひと全てと
空の上でめぐり合えたら・・・。


安積 紗月 |MAILHomePage

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