Sotto voce
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2007年11月15日(木) 甘い、甘い、残酷な夢。

甘い、やさしい夢を見たの。
荒んだ心の隙間に入り込んで
私をめろめろに酔わすほどの。

私を憎んでいるはずのあなたが
私を手放したことを悔やんで泣いているの

はじめてみたあなたの涙
弱みを見せたことのないあなたの泣き顔
でもその瞳はたまらなくやさしかったの

目覚めて 現実の残酷さに泣いた
あなたは私から離れていく
二人の距離はどうしようもならない

一度は壊せたあなたの心の壁
今はとてつもなく厚くなった
立ちはだかった壁を
あのときどうやって壊したんだろう

答えの見えない あなたと私の関係
戻りたいともがいているのは私だけなの?
いつか二人で笑いあいたい
どうしようもない願いが見せた夢

現実のふたりでは 叶いようもないはずの


安積 紗月 |MAILHomePage

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