Sotto voce
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その名前に、その存在に動揺するのはきっと私だけなんだ。 こだわったり怯えたりして心が揺さぶられるのはきっと私だけなんだ。 断たれた繋がり でもたった一つだけ残っている繋がり そこでその存在に気付くたびに逃げ出したくなる。
相手は、そこに私の存在を認めるたびにどんな気持ちでいるのだろうか。
まだ私を憎んでいる? もう私の事はどうでもいいと思ってる? それとも・・・。
某SNSで、ひとりだけ元・相方と私の共通するリンク先がある。 その女性はある意味セレブ、でもさばさばしたおねーさん。 私でさえ呼べなかった相方本名由来の呼び名で彼を呼ぶおねえさん。
おねえさんが悪い人じゃないのはわかってる でもやはりそのやり取りを見ると心が揺さぶられて まだ自分が吹っ切れてないんだということを痛感する。
最近、バンドをはじめた。 ずっとやってみたかったことだから、 ここに着てチャンスをもらったのは素直に嬉しい。 未経験の楽器だけど、自分の楽器も持てて今練習中。
そうやって打ち込めるものができたことはありがたい。 余計なことを考えずにすむ。
でも、カラオケに行けばその『余計なこと』を嫌でも思い出す。 あ、この歌彼に歌ってもらいたいなあとか、 彼が歌っていた歌を自分で歌ってみて、 当然男性ヴォーカルだから女の私が歌ってもなんかしっくり来なくて。 そんな時に彼の歌声を思い出す。
ほかの友達とカラオケに行っても 場の雰囲気やらを考えて 一般受けしないであろう「本当に歌いたい歌」を封印してしまうから 正直選曲に困るし楽しめない部分も多少はある。 彼に遠慮してばっかりだったけど、カラオケだけはそれをせずにすんだ。
恋人に戻ることは一切望まない。 でも、友達には戻りたい、と今でも思っている。
私からは一切連絡を取っていない。拒絶されるのが怖い。
その一歩を踏み出すには、まだ私の心は弱すぎる。
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