Sotto voce
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2007年12月22日(土) 自分勝手な・・・。

まるでスポーツをする感覚で
気軽に、気楽にやろうよ。
その人はそう言った。

恐ろしいほどポジティブで
すぐ後ろ向きになる私とは正反対な
その人の行為は、一方的で、自分勝手で。
取り残された感、が否めないまま
汗だくでシーツに包まっていた。

たぶんこの人とは、また会うことになるだろう。
身体の相性はともかく、考え方が自分と真逆で
それだからこそ、目からうろこ、な部分も多々ありで。
でも、満たされることはこの先あるのだろうか。

「行為」における自分勝手さは相方で慣れていた。
でも、別の人としてみてわかった。
相方のそれは、自分勝手な中にも、
まだ私を気遣う動作、仕草があったことを。


抱かれ、貫かれながら、もう諦めなければいけない人のことを
もう二度とこんな形で交わうことはない人を思っていた。


身体中を駆け抜ける快楽と
心をさす痛み、それを同時に味わいながら。


安積 紗月 |MAILHomePage

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