惜春別日乗
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2002年12月10日(火) 愛されているということ

目の前、今の欲求が通らないこと、そればかりに目が行ってしまった。

一番大事な事、本当の事を見失いかけていました。

夫に出会った時のこと、そして結ばれた時のこと。

愛する人の側にいることの喜び、その人の子を宿した喜び。

そしてその子を産んだ喜び。

分かち合った喜びはたくさんあったし、

どんなに辛くても 側にいてくれた。

いつも側にいて、気をかけてくれて、きついことも言ったけれど、

それもまた愛ゆえに・・・。


愛されていながら それを信じなかった、愚かなわたし。

言葉より雄弁に、そこにいてくれたのに。

こうして一緒に暮らしていて、自分からはしてくれなくても、

キスを受け入れ、明るく話そうとしてくれた。

それなのに、なんで気が付かなかったんだろう。


お互いに不器用で、どうにもならないって思ってた。

でも違うんだって、やっと分かった。


好きな人の側に来た日を思い出した。あの日の喜びを思い出して、

たくさんの思いがよみがえって来たら、

自分の誤った意識が見えてきた。


やっと、何とかできそうだ。

愛されているのだと 信じたい。これから、やっとスタートライン・・・。

恥ずかしいくらい 酷い体たらくだけど。

もう一度。もう後はない。


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透雪 |MAILDusk of the Black HoleShine&Shadow