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2004年07月19日(月) 数年ぶりに高校へ

出身高校で、今年も夏のコーラスコンサートの準備が始まっています。
私達卒業生もOBとして、時間の許す限り、毎年お手伝いに駆けつけるのが通例です。OBも一緒に歌ったりもします。

私はドイツにいたのでここ数年は参加できなかったのだけど、今年に限ってはタイミング良くコンサートの時期に富山にいるということで、歌っちゃうぞー、と意気込んでいたわけですが、ま、急遽入った自分のリサイタルのおかげで、とてもじゃないけど皆のお手伝いをしている余裕がなく、とりあえずOB参加練習の初日である今日、顔見せだけしてきました。(もちろんリサイタルのチラシ持参で・・・宣伝しなくちゃね)
いやいや、高校生って、若いわね!!
練習の途中からお邪魔して最後まで居たのですが、練習後の反省会とか、3年生が後輩達を叱咤激励してるのとか、なんだか懐かしいなー、というか、もう遠い世界だなー、なんて思いながら見ていました。

私が現役高校生だった頃は、夏のコンサートを手伝いに来てくれるOB・OGさんたちを「素敵〜」なんて思っていたものですが、今の高校生さんたちも、なんだかキラキラした目で私達へ「仲良くなりたいオーラ」を出してきてくれていて、うーん、これからコンサートまでずっと一緒に歌えないのがもったいない。仲良くなれそうな可愛い子とかいたのにな(女の子です、念の為)。
ごめんね、わたしゃ、自分のことで精一杯なのさ。コンサート当日だけは、なんとかして駆けつけるからねー!!なんて心の中で懺悔しながら、久々の高校の校舎から立ち去った私でありました。

しかし、後輩の高校生達に私のリサイタルのチラシを配ったとき、最初「何のコンサート??」というような顔を、皆するのですよ。
なんでかな、と思って、よくよく考えると、「ピアノ」という単語が、私自身の略歴の横にちっちゃーくしか書いてない!!
コンサートの題名も「Accord Brise's Summer Concert」だもん。
私のことを知らない人にとっては、私がピアノを弾くなんて、知らないんですもんねぇ。当然ながら。
なんだか、最初は身内だけでこじんまりとするつもりだったので、私のことを知っている人なら当然分かるだろう、と無意識に思ったまま、大量にチラシを作ってしまったのですね。
こんな初歩的なミスをしているとは・・・。ああ、反省。
客観的になるのって、難しいですねぇ。


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