山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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また新しい入院患者さんのためにナースステーションに近めの現在の部屋を明け渡して、さらに遠くのデイルームの隣りの、なんだか一番奥まった部屋までやってきました。これまであまり手がかからなかったので遠くても大丈夫と思われたのでしょう。 今度の部屋は反対側の西向きです。窓の景色には病院の駐車場のほか、馬淵川や八戸駅が見えます。前の部屋からは名久井岳が見えましたが、今度は馬淵川が見えて、この景色も故郷の象徴です。
《かつての恋人》 眠りが浅いのか何度も夢を見る。その夢に昔付き合っていた女性が登場する。それも何度もだ。こればっかりは自分の意志でもどうにもならない。そして見える姿は当時のままだ。懐かしい。なんとなく罪悪感があるのは何故だろう。何にもしていないのに。昨日など彼女が病院に見舞いに来てくれるという夢だった。具体的で驚いた。
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