アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2002年06月04日(火) キャッチの研修生と死んでいく蠍

今週一杯はダラダラと。
とめどなくダラダラと過ごす予定。は決定。

SALONの備品も少し揃えたいので雑貨屋巡りもつらつらと。

昨日は夕方から病院へ。
他に用事もないのにわざわざ電車に乗って出かけるなんて、と思っていたのだが
タイムスケジュールもへったくれもない今のオイラにとっては
どうやらこれが丁度いいメリハリになるらしい。

1時間半ほどで治療が終わり、下北へ戻って一軒目の雑貨屋でお香を買ったところで
知り合いの女のコから電話。
一緒に晩御飯を食べよう、ということで再び渋谷へと取って返す。

待ち合わせた時間より少し早目に着いたのでマン・ウォッチング。
キャッチの研修生が鍛えられている場面に遭遇した。

本人は「これぞ」と思うコに声をかけているんだろうが、ちょっと違う。
まるで脈ナシ。
女のコという女のコ、次から次へとブッチぎられまくり。
女のアタシから見ても「このコはどうかなぁ」ってコにばかり声をかける。
それでもナンパなら気楽なんだろうけどね。
しかも食い扶持かかってるのが露骨に滲み出ちゃってるんだもの。
あれじゃぁ立ち止まってくれるどころか、ヒきますって。

キョロキョロしてみると、数メートル離れたところから見ている、
黒尽くめの「ああ、この人はバリバリでしょう」ってな感じの先生(?)を発見。

「にやり」と笑みを投げたら「にやり」のお返しが来た。

やっぱりね。
そうだよね。

すっ、と近づいてきて二言三言、研修生にレクチャー。
離れる一瞬、研修生に睨まれたオイラ。

なんでよ?
オイラなんかした?

再び女のコに声をかけまくる研修生。
まだまだ捕まえられない研修生。

おもしれー。

女のコ到着後、アジトにて晩御飯。
野菜テンコモリのメニューなので女の子ウケするのが嬉しい。

お腹が一杯になったのでフェティッシュバーへ移動。
プー一日目からこんなんでいいんでしょうかね。

少しダルかったのでカウンターは避けてテーブルにつく。
ふと後ろを振り向くと砂を敷いたガラスケースの中に蠍が蠢いている。
三匹絡まっているので何をしているのかと思ったら、
どうやらお腹を空かせている上に縄張り争いを併発しているらしい。

目の前で一匹がみるみるうちに生気を失っていく。
ダイジョブか、コイツ。

蠍の前は亀だった。
亀の前は金魚だった。
オイラはこの種の生き物が目の前にいると、それこそ一日中見入ってしまう。

3杯ゆっくりと呑みながら。

生きている蠍を観察。
死んでいく蠍を観察。

何も考えていないオイラがいた。


そうして食われていく。



今日、また病院に行った。
人差し指はテーピングも外れて後はリハビリ次第。


はに〜。

指が治るよ。





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