アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2002年07月16日(火) ズレている首の骨。彼女の声は猫階段を登る。

先週末のSALONはまったりと。

語る 女のコと。
語る 女のコと。
男が語っているのを見る。

暗がりを通る声、詩の向こう側で変わる。
顔が違う。

ダレ?

気を遣わないでダラダラと。
ゴメン、今週はのんびりさせて。

お好み焼きはリベンジ。


台風が近づいていた月曜日。
首が痛かったので会社帰りに病院へ寄る。

渋谷が好き。

少しラクになって帰宅する。
けれど体というのは正直で。
誤魔化しはきかないらしい。

夜半から再び痛み出す骨。



首の骨

「ズレているのだ。」

ベッドの上でのた打ち回り、眠れないまま台風を迎える。
私の眠りを返してくれ。

降り始める雨。(音だけでなぜ分る。)
白んでくる空。(曇りガラスで色は見えない。)

水しぶきの音か車の音かバイクの音か吹く風の音か。

キミの声か。幻か。

やはり。

再び、起き上がれない朝が来る。
会社に電話。
もう一度電話。
病院に行ってきます。

昼過ぎに雨は上がり、青くなる窓。
1〜2時間後に軽くなる症状。
なんて正直なんだ。
なんて素直なんだ。
体の持ち主は意地っ張りだ。

仕度をして病院へ急ぐ。
途中、ギャラリーに寄ってフリーペーパーをゲット。
写真家T氏のポストカードも一緒に。

また一人増えた。


「今日、やっぱり起き上がれませんでした。」
「ああ、やっぱり。」
「どうしたらいいんでしょうね。」
「当分の間、できるだけ顎を引いていてください。」

お茶をしてから帰宅。
つまらない一日。
くだらない一日。


猫階段がいつもの瞳を輝かせていたので背中を丸めて降りた。





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麗香@夏野空 [MAIL] [MILK PITCHER]
 
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