| 2003年05月15日(木) |
落ちてゆく狂ってゆく |
夜中。 というより明け方に近い頃。 寝付けなかったので起きた。
冷蔵庫を物色する。 目的なんかない。 冷蔵庫内の照明が少し部屋を明るくする。
プリンを食べた。
次に、流しの下を開けてカップラーメンを取り出す。 食べる気もないのに。 食欲などないのに。 夜中に湯を沸かす。
「牛乳を飲むと寝つきが良くなる。」 けれどホットミルクだったような。 面倒くさいので冷蔵庫から取り出した冷たいのをそのままグラスに注ぐ。
つもりだったのが、隣に用意してあったカップラーメンに注いでしまう。
少し笑った。気がした。
沸いたお湯を入れ、それでもカップラーメンの意味を持たせようとする。
待つ間。 考える間。 どこかで声がする。 アタシの声がする。 頭の中を駆け巡り、やがて胸を切り裂いて出てくる。 けれどそれはカップラーメンの出来上がるのを待つ間だけのことではなく。 常に渦巻いている。
その言葉。
アタシヲコロシテ。
〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜
|