2002年04月18日(木) |
株主総会で、ネットで議決権行使が可能に |
日経一面トップは、「株主総会 ネットで投票」という記事であった。
商法の改正により、株主総会において、株主がインターネットで議決権行使することが可能になり、50社が導入する予定とのことである。
ネット投票の導入により、株主総会の活性化が期待されているそうである。
しかし、企業にとってのメリットは、株主総会の招集通知をネットで送れることになったことであろう。
招集通知を発送するための費用は馬鹿にならない。
それがネットを活用できるようになると、費用が著しく軽減できる。
現在のところ、招集通知までネットを活用するというのは、ごく少数のようであるが、今後は増えて来るであろう。
ところで、ネットで議決権を行使できるようになると、総会屋はどうなるのであろか。
アメリカでは、ネットで議決権を行使する株主が半数を超えているそうである。
そうなると、総会屋の「存在意義」はなくなるのではないだろうか。
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