日経7面に、「破産法制を見直し」という見出しで、破産した会社の経営者が再起しやすい法制にするとの記事が載っていた。
その記事の中で、従業員20人以下の企業では、75パーセントの会社が、金融機関から融資を受ける際に、会社経営者が個人保証していると書いていた。
しかし、75パーセントというのは疑問である。
私が見た範囲では、小規模の会社では、会社経営者の個人保証はほぼ100パーセントである。
したがって、会社が倒産すると、100パーセント、会社経営者も多額の債務を抱えることになる。
すなわち、経営者と会社とは運命共同体である。
それを見直そうというのが記事の内容である。 しかし、そのような運命共同体であったからこそ、会社経営者は必死になり、会社を成長させる原動力となったということも事実である。
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