2002年07月18日(木) |
受刑者の増加で、20年ぶりに刑務所を新設 |
日経(H14.7.18付)社会面トップで、刑務所が定員オーバーのため、20年ぶりに刑務所を新設するという記事が載っていた。
刑務所が過密状態になった背景には、長引く不況や、外国人犯罪の増加があるとのことである。
最近、外国人犯罪は凶悪化は著しい。
そのため、検察官の求刑は以前より厳しくになってきており、それに応じて、判決も、以前は執行猶予がついたケースでも実刑となる場合が増加している印象である。
また、高齢者の頻回受刑者(何度も刑務所を入ったり出たりする受刑者)の処遇は、ずいぶん前から問題になっていたが、ますます増加の傾向があるようである。
外にいて段ボール生活をするよりも、刑務所の中の方がいいというわけである。
そんなこんなで、受刑者は増加一方のようである。
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