2002年08月05日(月) |
横浜のマンションで3人を刺殺した事件 |
日経(H14.8.5付)社会面で、横浜のマンションで3人が刺殺された事件で、別居の夫が逮捕されたと報じられていた。
この事件では、妻は、弁護士に相談し、離婚調停の準備に入っていたそうである。
となると、担当した弁護士は、事前に何らかの手を打てなかったのかと責められるかも知れない。
夫が暴力を振るう場合、相談を受けた弁護士は、毎日、妻の側についていることはできないから、警察に相談するのが一般的である。 (この事件でも、夫の暴力に悩んだ妻は、弁護士の紹介で警察に相談していたそうである。)
しかし、今回のような事件があると、弁護士としては、警察に相談するだけでは不十分であり、DV法による接見禁止命令を受けておくとか、十分な対策を講じておかなければならないということになるのだろう。
心しておかないといけないと思った。
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