2002年12月04日(水) |
破産しても、生活レベルを下げない人が多くなってきている |
日経(H14.12.3付)・社会面に、個人の自己破産が年間20万件を突破し、過去最悪になる見込みであると報じていた。
一年に20万の人が破産しているのだから大変な数字である。
ところで、破産すると、正規の金融機関からは借入れはできない。
そのため、生活も、それまでのレベルを落とさないといけないはずである。
ところが、破産した人たちをみていて思うのは、破産しても生活水準を落とさない人があまりに多いことである。
必要だからという理由で、例えば携帯電話代だけで月に1万、2万円とかけているのである。
たとえ破産したとしても、節約とか倹約しなければならないという意識が薄れ、生活水準を意識的に下げるということをしなくなった。
これはバブル以降の特徴であり、それ以降、日本人の意識が急激に変化したように思う。
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