2002年12月26日(木) |
整理回収機構には、相当数の弁護士が働いている |
日経(H14.12.26付)・社会面に、旧拓銀元頭取らに対し、札幌地裁が50億円の賠償を命じたと報じていた。
この訴訟の原告は、整理回収機構であり、その常務らが記者会見している写真も掲載されていたが、2人ともひまわりバッチをつけていた。
つまり、弁護士なのである。
このことからも分かるように、整理回収機構には、相当数の弁護士が働いている。
「反権力の立場だった弁護士が、行政機構に取り込まれた」と揶揄するむきもあるぐらいである。
(「弁護士が反権力の立場だった」といえるかは疑問であるが)
若い弁護士のように、売り上げが3000万円以下の場合は、自分で事務所を持たずに、整理回収機構で働いた方が割がいいと聞いたことがあるから、そこそこの収入になるようである。
今後も、弁護士がいろんなところで活躍する機会が増えるのではないだろうか。
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