2003年01月08日(水) |
コニカとミノルタが合併 |
日経(H15.1.8付)1面に、コニカとミノルタが経営統合し、その際、アメリカ型企業統治形態である委員会等設置会社とすると報じていた。
先日、日本では委員会等設置による企業統治は根付かないだろうと書いたが、その第一号が出たわけである(正式に「第一号」かどうかは知らないが。)。
統合にあたり、従来のやり方を一新するという意味では、従来の監査役制度を廃止し、委員会等設置方式に採用する効果はあるのだろう。
しかし、委員会等設置会社では、社外取締役に大きな権限を与えることになるのだから、他の企業がその方式を積極的に採用するとは思えない。
コニカとミノルタの統合会社も、いずれ元の監査役方式に戻るのではないだろうか。
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