2003年01月14日(火) |
東京拘置所が新築され、近代的に。 |
日経(H15.1.14付)社会面トップに、東京拘置所の新築の記事が載っていた。
新しい建物では、収容者は建物の外に出ることがなくなり、そのため、高い塀も撤去されるそうである。
記事では、弁護士のコメントとして、無機質であるとの批判も紹介していた。
確かに、長期裁判となっている被告人や、死刑囚の場合は、拘置所にいる期間は長いから問題かも知れない。
死刑囚は、死刑にされることが刑の執行であり、それまでは未決囚の扱いになるから、刑務所ではなく拘置所にいるのである。
しかし、一般的には拘置所に勾留される期間は、裁判から刑務所に行くまでの間であり、通常は数か月であろう。
したがって、建物内だけの生活とはいえ、運動場もあることだし、そのことによるストレスは少ないのではないかと思う。
塀のない拘置所という意味では画期的であるし、それほど批判することでもないのではないだろうか。
それにしても、拘置所の面会所に行くと、いろんな人がいる。
まず、やくざ屋さんが目に付く。
外人も多い。
それから、女性で子どもを連れている姿もある。
子どもは無邪気に遊んでいるが、どんな大人になるのだろうかと思うと、少し気になってしまう。
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