2003年01月16日(木) |
「超大物弁護士」が悪質な訴訟ビジネス? |
日経(H15.1.16付)広告欄に週刊新潮の広告が載っており、その見出しに、「ゴルフ場を泣かせる『超大物弁護士』の悪質な訴訟ビジネス」というのがあった。
「あの弁護士かな。」と思って買ってみたら、やはり「あの弁護士」だった。
週刊新潮の記事によると、その「超大物弁護士」は、ゴルフ場会社の顧問弁護士をしていながら、自分の息子や仲間にゴルフ会員権を買わせて、預託金返還請求訴訟を起こしているということである。
この記事が本当だとすれば問題である。
会社の顧問弁護士をしながら、その会社を訴えていることになるのだから。
ちなみに、その「超大物弁護士」のいい評判はあまり聞かない。
私も一度、交渉事件で相手方になったことがあるが、何だか偉そうな感じで、誠実さが感じられなかった。
弁護士に重要な資質の一つとして、「誠実さ」があると思う。
少なくとも、誠実な弁護士であれば、週刊誌にこのようなことは書かれないだろう。
|