2003年04月02日(水) |
受刑者の情願書を刑務官が破棄を強要か |
日経(H15.4.2付)社会面に、受刑者が作成していた情願書を刑務官が立ち会って破棄していたと報じていた。
おそらく、刑務官が破棄を強要したのだと思う。
警察でも、告訴の取下げを強要したとことが問題になっていた。
情願書や告訴を受け付けると、それを処理する義務が生じる。
そのため、担当者は面倒がって、受付しようとしない。
以前、証券取引で二八屋にひっかかった事件で、被害者と一緒に、警察署に告訴を提出しにいったことがある。
そのとき警察担当者は、他の事件を抱えていてすぐ動けないなどと言い訳をして、「告訴状は、とりあえず参考資料として受け取っておきます。」といって、告訴状に「写し」と書き込んで受け取った。
写しとして受け取れば、正式の受理ではないから、その後放置しても問題にはならないからである。
腹が立ったが、依頼者が「もういいです。」という態度だったので、結局そのままになってしまった。
刑 務官や警察も忙しいのは分かるが、もう少しきちんと対応して欲しいと思う。
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