2003年04月07日(月) |
個人情報を守るためには、少々不便な方がいいと思う |
日経(H15.4.7付)2面に、「待ったなし個人情報保護」というコラムが載っていた。
電子政府が本格的に稼動することから、システムのセキュリティーと個人情報の保護が重要になってくるという内容であった。
インターネットが本格的に普及し始めたころ、行政への申請がすべてインターネットでできるようになると便利になるだろうなあと思い、楽しみにしていた。
しかし、いまは少し考え方が変わってきている。
すべての情報を行政が把握していることは非常に危険である。
かりに、行政自体が個人の情報を濫用しなくても、セキュリティーが破られて、第三者が情報を悪用する可能性もある。
むしろ、少々不便な方が個人の権利を守るためにはいいのではないかと思うようになった。
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