2003年05月26日(月) |
不適切弁護をする弁護士の見分け方 |
日経(H15.5.26付)15面広告の週刊ポストの見出しに、「悪徳弁護士に気をつけろ」「相続財産を横取り」「交通事故示談金を着服」というのがあった。
こうなるとりっぱな犯罪であり、そんな弁護士は論外である。
問題は、適切な弁護活動をしない結果、依頼者に迷惑をかけている弁護士である。
たまに、裁判の相手方でそのような弁護士をみる。
そんなときは、その弁護士を依頼した人は損をしているなあと思う。
では、どうやって不適切弁護をする弁護士かどうかを見分ければいいのだろうか。
おそらく、セカンドオピニオンとして、別の弁護士の意見を聞くしかないだろう。
私自身も、たまにそのような意見を求められることがあるが、同業だからといって遠慮せずに率直な意見を述べているつもりである。
現在、弁護士に依頼している人で、弁護士に疑問を持っている人は、弁護士会の有料の法律相談で他の弁護士から率直な意見を聞けばいいのではないかと思う(但し、そのような相談は困ると言われるかもしれない)。
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