2003年07月28日(月) |
プロミスのIR広告を見て |
日経(H15.7.28)22面広告欄に、消費者金融のプロミスの広告が載っていた。
その広告には、「経営倫理を基盤にリスクマネジメントを高度化し、コンプライアンスを徹底しています。」と書いていた。
このような広告を読んで、お金を借りようと思う人はいない(と思う)。
「お金を借りて欲しい」という広告であれば、日経新聞ではなく、夕刊紙の方が効果はあるだろう。
このような広告を出すのはIR(投資家への広報活動)のためである。
つまり、投資家に対し、「わが社は経営倫理を徹底しており将来性が豊かなので、わが社に投資してください」と言っているのである。
ところで、その広告によれば、「コンプライアンス教育を軸とした人材育成を推進している。」とのことである。
このようなことを本当に実践するのならば、プロミスは消費者金融会社の中で頭一つ抜けた存在になるかも知れない。
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