2003年09月24日(水) |
弁護士保険は誰のため? |
日経(H15.9.24付)社会面で、弁護士保険の加入が徐々に増えてきているという記事が載っていた。
弁護士保険とは、トラブルに巻き込まれた際、弁護士の紹介や費用の肩代わりを受けられるという保険である。
年間数千円の掛け金だそうで、ニッセイ同和損保では、すでに6万5000件の加入があると書いていた。
とすると、掛け金が年間3000円とすると、年間約2億円の売上である。
他方、実際に支払われた例では、学校の廊下を歩いていて倒されケガをしたケースで示談を成立させた例、賃貸住宅の水漏れで家主とトラブルになった際の法律相談費用などがあるそうである。
でも、これらのケースの弁護士費用は10万円程度ではないだろうか。
とすると、保険会社は相当儲かっていることになる。
もともとこのような保険サービスは、弁護士の敷居が高いことに原因があるのだろう。
そうは言っても、何だか保険会社だけが儲かる仕組みのような気がするのだが・・。
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