2003年10月10日(金) |
中坊氏が弁護士を廃業 |
日経(H15.10.10付)夕刊1面に、中坊氏が弁護士を廃業すると報じていた。
RCCの債権回収を巡り、詐欺まがいのことをしたことが問題になったためである。
事件の詳細については知らないが、他の金融機関に虚偽の売却額を知らせ、低額で抵当権を抹消させたということらしい。
金融機関も売買金額について口頭だけでは信用しないし、稟議も通らないから、嘘の金額を書いた契約書を作って、金融機関に見せて信用させたと思われる。
となると極めて悪質な詐欺行為である。
この件に関しては、弁護士の間でも中坊氏を擁護する声は聞かない。
中坊氏のこれまでの活動は素晴らしいものがあるが、この事件については批判されても仕方ない。
RCCは国策であるということで、債権回収のために事実上大変な権力を与えられた。
そのため、何をしてもいいと感違いしたのではないか。
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