2003年10月23日(木) |
チリ人妻と和解金なしの和解が成立 |
日経(H15.10.23付)社会面で、青森巨額横領事件で、住宅供給公社とチリ人妻が和解をしたと報じていた。
和解金はゼロであり、ただ、財産が見つかれば訴訟することができるという内容のようである。
このような和解金ゼロの和解をして意味があるのだろうか。
なんだかよく分からない和解である。
メリットがあるとすると、仮差押えした際に保証金を積んでいるはずであるが、それが戻ってくるということがあるだろう。
その保証金の金額が多かったのかもしれない。
法制度が違うだろうから軽々にはいえないが、和解金なしの和解というのは釈然としない。
住宅供給公社としては、早く幕を引きたいということなのかも知れない。
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