2003年10月28日(火) |
裁判所支部の裁判官のレベルは、ばらつきが多い気がする |
日経(H15.10.28付)社会面に、水戸家裁下妻支部の裁判官が、少年に対し、「暴走族をやっていた君たちは、リサイクルできない産廃物以下だ。」と発言していたと報じていた。
どのような状況の下で言ったのかは分からないが、裁判官(正確には審判官であるが)がそのような「産廃物以下」という言葉を使うべきではないし、少年の気持ちを叩きのめすようなような言い方はすべきではない。
裁判官の資質として問題があると思う。
ここからは、その裁判官の話ではないし、単なるうわさ話であるが。
東京周辺の都市にある裁判所の支部(記事にあった裁判官のいる下妻支部もその一つである)は、東京の本庁で使えない裁判官が赴任することが多いといわれている。
裁判官は3年くらいの周期で転勤する。
裁判官も人の子であるから、赴任先として東京を希望する人が圧倒的に多い。
だから、通常の裁判官は、東京からかなり離れた地方で3年頑張ると、そのご褒美として東京本庁に戻り、3年間勤務できる。
つまり、地方と、東京本庁とを行ったりきたりするのである(もっともエリートコースに乗った裁判官は、ほとんど東京を動かないが)。
ところが、問題のある裁判官は、地方から東京本庁に戻ってこれず、東京周辺の支部に留められることが多い。
あるいは、東京周辺の支部を衛星のようにぐるぐると転勤を繰り返している裁判官もいる。
また、優秀ではあるが、青法協(かつては共産党系の団体とみられていた)に関係していると思われている裁判官も、東京本庁には帰って来れず、同じように支部回りしている。
このような事情からか、支部の裁判官は、いい人もいるのだが、変な人も多く、レベルにばらつきがあるというのが私の印象である。
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