2003年11月21日(金) |
辻元・元議員が弁護人と仲良く買い物 |
昨日の日経(H15.11.20付)夕刊に、辻元・元議員の公判があったことを報じていた。
秘書の勤務実態があったように口裏あわせをしていたようであるが、バレると思わなかったのだろうか。
事件を否認し、口裏あわせまでしたため、最悪の結果になってしまった。
辻元・元議員には知り合いの弁護士がいたはずであるが、なぜ正直に話すよう指導しなかったのだろうか。
ところで、先日の週刊新潮で、辻元・元議員と弁護人とが仲良く買い物している写真が掲載されていた。
雑誌によれば、辻元・元議員と、この弁護士は、今回の刑事裁判を通じて知り合ったそうである。
恋愛は自由であるといっても、被告人(依頼者)と弁護人が手をつないで仲良く買い物することは問題である。
弁護人には公正さが要求されるが、依頼者と必要以上に親密な関係になることは、その公正さに疑問が生じかねない。
そもそも、弁護士というのは、依頼者と少し距離をおいて冷静に事案を見たほうが、依頼者のためにいい結果となる。
逆に、過度に依頼者と親しくなると、事件の処理を誤らせる可能性がある。
したがって、弁護人が、担当している事件の被告人と交際することは行ってはならないことであると思う。
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