2003年11月28日(金) |
上原投手の代理人は、アドバイザーでない |
日経(H15.11.28付)スポーツ面で、巨人の上原投手が代理人交渉で3億円で妥結したと報じていた。
上原の代理人は弁護士である。
ところが、巨人の球団代表は「代理人交渉はしていない」「弁護士は単なるアドバイザーである」と言っているようである。
上原投手に対してアドバイスしたのであれば、アドバイザーといえるかも知れない。
しかし、その弁護士は、巨人と交渉しているのであるから、代理人以外の何ものでもない。
どうしても代理人を認めたくないのであれば、巨人は交渉しなければいいのである。(交渉しない結果、上原を来年使うことができなくなるかもしれないが。)
その代理人と何度も交渉しておきながら、「単なるアドバイザーである。」というのは、法律上の無知をさらけ出しているようなものであり、「球界の盟主」として情けない言い方である。
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