日経(H16.1.21付)社会面で、「弁護士報酬の『相場』を公開」という見出しで、日弁連が事例別の弁護士費用の相場を小冊子にしたという記事が載っていた。
それによれば、交通事故で1000万円の損害賠償を全額回収した場合、着手金として50万円とる弁護士が31%、1000万円を回収できた場合に報酬金として100万円とる弁護士が51%となっている。
とすると、着手金と報酬金の合計で150万円をとる弁護士は結構いると思われる。
交通事故に関していえば、弁護士が介入することで保険金が上がることはよくあるから、弁護士に依頼するメリットはかなりある。
しかし、交通事故ではほとんど保険に入っているし、支払は保険会社であるから、「裁判に勝ったが回収できない」という恐れはない。
それなのに、弁護士費用の総額が150万円というのは何だか高い気がするのだが・・。
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