2004年02月16日(月) |
日亜化学の訴訟戦術は稚拙である |
日経(H16.2.16付)5面に、青色LED訴訟で200億円の支払を命じた判決についてのコラムが載っていたが、その中で、「中村教授の貢献分をマイナスとした鑑定を提出したのは法廷技術としてあまりに稚拙である。」と断じていた。
私も、同感である。
日亜化学は、この特許の価値がマイナスという鑑定結果を提出したが、「マイナスの特許ならば、放棄すればいいじゃないか。」というツッコミが聞こえてきそうである。
当然、裁判所は、そんな証拠は無視した。
この訴訟は、日亜化学側の訴訟の稚拙さが目立つ。
社長が悪いのか、弁護団が悪いのかは分からないが・・。
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