2004年03月03日(水) |
杉並区が防犯カメラ条例案を可決 |
日経(H16.3.3付)社会面で、杉並区が防犯カメラ条例案を可決したと報じていた。
条例の内容は、住民のプライバシーに配慮して、防犯カメラの設置者に対し、データ管理方法などの利用基準を定める義務を課すものである。
防犯カメラの威力はすごい。
先日、ある刑事事件の裁判で、犯行直後に、犯行グループが道を歩いている様子が防犯カメラに写っており、その写真が証拠として提出された。
このように、防犯カメラは、防犯対策上、強力な武器となっている。
しかし、犯罪に関係のない人もカメラで撮られているわけであり、例えば、男色のある人が男性とデートしていても、その様子が残ってしまうのである(変な例だが)。
何となく不気味である。
それゆえ、せめてデータの管理基準だけでも定めておくべきであり、その意味で、杉並区の条例制定は賛成である。
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