2004年05月21日(金) |
インサイダー取引は止めた方がいい |
日経(H16.5.21)社会面に、因幡電機産業前社長によるインサイダー取引事件で、元経理部長が逮捕されたと報じていた(元社長はすでに逮捕されている)。
元社長らは、取引先が業務提携するという情報を得て、インサイダー取引をしたようである。
業務提携などの情報を入手し、その株を購入するというのは、かつては当然のように行われてきた。
今でも事件になるのは氷山の一角なのかもしれない。
しかし、たとえ実際に摘発されるのは一部であったとしても、摘発されて刑事被告人になると、会社からは解雇され、おそらくやり直しもきかないだろう。
しかも、摘発されたケースを見ると、ほとんどは数百万円程度の利益しか得ていない。
結局、数百万円の利益を得ることと、一生棒に振ることのリスクを秤にかけると、インサイダー取引は止めた方がいいと思うのだが・・。
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