日経(H16.7.7付)社会面に、宛名書きの内職商法で報酬を支払わなかった業者に対し、静岡地裁は損壊賠償を命じたと報じていた。
この業者はシールに宛名書きをする内職を発注していたのであるが、保証金として30万円を支払わせていたそうである。
しかし、宛名書きの仕事なんか今どきそんなにあるのだろうか。
タックシールに印刷しているのがほとんどであり、それで「失礼な」と思う人はほとんどいない。
そんな内職に30万円も支払わなければ仕事をくれないというのは、最初から眉唾であり、落ち着いて考えれば分かることだと思う。
内職商法というのは昔からあり、よくトラブルになっているから、注意すべきであろう(それでも騙されるのが人間の悲しい性なのだが)。
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