| 2011年04月07日(木) |
「事案の内容が複雑」 |
日経(H23.4.7)社会面に、昨年1年間に裁判員を務めた人を対象としたアンケート調査の記事が載っていた。
法廷での説明を「分かりやすい」と感じた割合は、弁護士の説明が40.4%、検察官の説明が71.7%となっており、弁護士としては反省すべきである。
また、審理内容が理解しにくかった人に、その理由を聞くと、「法廷で話す内容が分かりにくかった」「事件の内容が複雑」といった声が目立ったそうである。
「法廷で話す内容が分かりにくかった」という意味が、専門用語を使いすぎるということであれば、これも反省すべきであろう。
ただ、「事件の内容が複雑」というのはどうなのだろうと思う。
複雑な事件では、法律家でも記録を何度も読んで初めて理解できる場合もある。複雑な事件を平易に説明せよと言っても、やはり限界がある。
裁判員の方も、「事案の内容が複雑」であっても、理解に努めるよう努力していただく必要があるのではないだろうか。
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