今日の日経を題材に法律問題をコメント

2011年04月15日(金) 八百長をした確実な証拠はあるのだろうか

 日経(H23.4.15)社会面で、大相撲の八百長問題で日本相撲協会から解雇処分を受けた力士が、解雇処分の無効確認を求める訴訟を起こす意向と報じていた。


 一連の八百長問題で最後に解雇された星風と蒼国来は、八百長を否定している。

 
 3年前に大麻で解雇された露鵬と白露山については、本人は使用を否定していたが、簡易鑑定という客観的証拠があった。


 そのため、後に裁判になったが解雇無効の請求は棄却されている。


 しかし、八百長について、大麻における簡易家庭に匹敵する客観的証拠があるのだろうか。


 八百長が発覚したきっかけは力士同士のメールであるが、最後に解雇された星風と蒼国来のことまでメールに書いていたとは思えない。(メールに書かれていれば、もっと早く解雇されていただろう)


 メールに書かれていないとすると、証拠は、他の力士の供述であろうが、八百長をした相撲の特定、それぞれの供述の突き合わせなどはきちんとされているのだろうか。


 八百長をしたことの立証は相撲協会が行う必要があるが、ひょっとしたら、裁判で解雇無効が認められるかもしれない。


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