| 2011年06月16日(木) |
三浦元社長の逮捕時の写真をネット掲載したヤフー・産経に賠償命令 |
日経(H23.6.16)社会面で、米ロサンゼルス銃撃事件の三浦和義元社長の遺族が、過去の逮捕・連行時の写真を掲載され、精神的苦痛を受けたとして、ヤフーと配信元の産経新聞社に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は、両社に66万円の支払いを命じたと報じていた。
三浦元社長が2008年に死亡した際、ヤフーは、産経新聞から配信を受けたニュース記事で、1985年に逮捕された三浦元社長の手錠姿の写真を掲載し、それが問題になった。
判決は、「記事内容に照らしても85年当時の手錠姿を掲載するまでの必要性は認められない」と指摘し、遺族の感情を侵害すると認定した。
ヤフーは「配信記事が第三者の権利を侵害しない旨、産経側が保証していた」と主張した。
つまり、ヤフーは、「産経新聞を信用していたから責任はない」と反論したのであるが、通るはずがないし、裁判でもその主張は認められていない。
今後は、配信を受けているネット会社は、報道をしているという自覚を持ち、自らも記事の内容をチェックする必要がある。
もっとも、ヤフーとしては、産経新聞に損害賠償できるので、痛みを感じていないかもしれない。
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