日経(H23.7.26)夕刊で、政府は、現在約11%にとどまっている遺体の解剖率を、5年後に20%まで引き上げることを目指すという記事が載っていた。
これまで司法解剖や行政解剖の対象から漏れ、死因が犯罪によるものかどうか不明の遺体も解剖する新たな制度をつくる方針とのことである。
問題は、全国に約170人しかいない解剖医をどのように増やすかである。
ずいぶん以前に、大学での司法解剖に立ち会ったことがある。
解剖医の方たちはプライドを持ってやっていたと思うが、医師の冗談半分の言動から、何となく日陰の身のような印象を受けたことを覚えている。
実際、法医学の医師は、他の医師に比べて給与は低く、大学での地位もよくないという話がある。
やはり、解剖医の待遇を改善をしないと解剖医が増えず、解剖率を上げることも困難であろう。
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